場況ってなに?場況を制して勝率を上げるテクニックを解説!

どうもマサシです。

本記事では麻雀における場況について解説します!

場況を利用したテクニックも解説するので是非参考にしてください!

麻雀初心者

場況って言葉よく聞きますけどなんですか?場況がわかるとどういったメリットがあるのですか?

マサシ

場況とはその名の通り場の状況のことです!記事で詳しく説明します!また、場況を利用したテクニックもあるので、一緒に解説します!

本記事で行うこと
  • 場況について解説
  • 場況によって生まれた多数派、少数派を利用したテクニックを解説

場況ってなに?

場況とはその名の通り、場の状況のことを指します。

場の状況とは、点棒状況、着順、局数、本場、席順など場に関する状況すべてを総合したものです。

もともと半荘開始時は全員1着を目指してスタートしますが、局が進み点棒状況が変わるとそれぞれ目指す着順が変わってきたり、ライバルが生まれたり、その場その場で最善の行動が変わってきます。

場況によって多数派と少数派ができる

前提として「麻雀は4人で行うゲーム」だということに説明します。

当たり前のことを何言っているんだと思うかもしれませんがこれはとても重要です。

東1局のはじめは全員25000点持ちで全員フラットな状態です。この状態は1対1対1対1で戦略上多数派にも少数派にもなることはありません。

しかし局が進むと戦略上の多数派少数派が生まれます。

多数派と少数派が生まれる状況

例えばオーラスで以下のような状況になった場合を考えます。

  • 東家10000点持ちラス目
  • 南家10500点持ち3着目
  • 西家58000点持ちトップ目
  • 北家21500点持ち2着目

この時の各家の心理はどうでしょうか。おそらく以下のようになると思います。

各家の心理

  • 東家
    • とりあえず和了って3着にアップする
    • もしくは大きな手を和了って2着まで行きたい
  • 南家
    • マンガンツモしても3着のままだし安手でもいいから和了って3着をキープしたい
    • 東家には和了らせたくない。
  • 西家
    • 静かに早く終わらせたい
    • 東家が大きい手で連荘すると逆転される可能性があるから東家だけには和了らせたくない
  • 北家
    • トップまでは遠いし静かに早く終わらせたい
    • 南家にはマンガンは放銃出来ないがツモられる分には構わない
    • 東家だけには和了らせたくない。

この心理を整理すると以下のようになります。

各家の心理(整理後)

  • 東家
    • 誰も味方がいない
    • むしろ東家に対して全員敵
    • 1対3の戦い。
  • 南家
    • 東家は敵
    • 西家は味方
    • 北家はマンガン直撃すると捲れるから味方でも敵でもない
    • 2対1対1の戦い。
  • 西家
    • 東家が敵だけど他は全員味方
    • 3対1の戦い
  • 北家
    • 東家は敵
    • 南家はマンガン直撃されると困るけど、それ以外は大丈夫だから敵でも味方でもない
    • 西家は味方
    • 2対1対1の戦い。

このように各家の見方によって多数派と少数派が生まれます。

場況により多数派と少数派が生まれた時に使うテクニック

多数派の場合は味方をサポートすることや敵を妨害することで自分にとっても有利な局進行ができます 。

そのテクニック例を挙げます。

テクニック例

  1. 下家が味方だった場合、鳴かれやすい牌をどんどん切り下家の進行を助ける。(アシストと呼ばれます)
  2. 味方が安い手の仕掛けをしていた場合わざと放銃するような牌を切る。(差し込みと呼ばれます)
  3. 下家が敵だった場合、鳴かれるような甘い牌を全然切らない。(絞ると呼ばれます)

このアシスト差し込み絞りを上級者はその時の場況に合わせ使いわけて利用しています。

上記例ではアシストや差し込みをする側として記載しましたが当然逆もあります。

上級者が上家で味方の状況だった場合はアシストが期待できるので積極的に仕掛けることが効果的となります。

まとめ

今回は場況に合わせたテクニックについて解説しました。

当然のことですが一番重要なのは自分の手牌や進行です。

あくまで自分の手ではどうにもならない状況などで有利に局を進行させたい時に使うテクニックなので使いどころを間違えないように気をつけましょう!