山読みってなに?山読みの概要とポイントを具体例を挙げて解説

どうもマサシです。

本記事では麻雀の山読みについて概要とポイントについて解説します!

麻雀初心者

麻雀初心者です。よく「山にいると思った」など強い人が言っているのですが、いったいどういうことですか?

マサシ

山読みという他家の捨て牌からツモ山に残っていそうな牌を予測するテクニックです!山読みの概要とポイントを解説しますので参考にしてみてください!

本記事で行うこと
  • 山読みとはなにか解説
  • 山読みの重要性について解説
  • 山読みのポイントについて麻雀上級者の思考を解説

山読みってなに?

山読みとは他家の仕掛けや捨て牌からツモ山に残っていそうな牌を予測する読みの手法です。

よく麻雀を打っていると「山にいると思った」「この待ちよさそうだった」など聞くことがあると思いますが、これがまさに山読みです。

実際に相手の捨て牌や仕掛けを見ることで山に残っていそうな牌はある程度推測できます。

山読みの重要性

当たり前のことですが麻雀牌は3種+字牌が4枚ずつしかありません。

自分の和了り牌がツモ山にどのくらい残っているかによって自分のツモ和了などの可能性が変わってきます。

和了牌が山に4枚残っているのか2枚のこっているのかでツモ和了りの確率は単純に2倍の差があるのです。

また、メンツオーバー時のメンツ取捨選択では打点や受け入れの広さなどの情報と合わせて山にいそうか、いなそうかが重要な判断材料となります。

このようにリーチ判断や押し引き、メンツ選択など多くの場面で山読みは必要とされ、非常に重要です。

山読みのポイント

実際に筆者が山読みをする際に考慮するポイントを説明します。

  • 染め手やタンヤオ、チャンタ系などの他家の仕掛けから山にある牌を推測する
  • 序盤に切っている牌やカンチャン落としなど他家の捨て牌から推測する

ここで一番のポイントですが、他家最低2人の捨て牌や仕掛けから推測することです。

3人全員が推測しやすいような仕掛け・捨て牌になることが少ないことと、1人の仕掛け・捨て牌からだと情報が少なすぎるため2人からとしています。

もちろん3人がわかりやすい動きをしている時はより山読みの精度は高まると思います。

染め手やタンヤオ、チャンタ系などの他家の仕掛けから山にある牌を推測する

現在以下のような状況だと仮定します。

  • 上家:明らかなピンズの染め手仕掛けをしている
  • 対面:明らかなタンヤオ仕掛けをしている
  • 下家:門前でバランス良さそうな通常進行している

上記過程の元、以下の画像でどのメンツを落としていくか考えてみましょう。

  • 例1 メンツ選択

二三、七八、②③どれかを落としていく必要がある手牌です。

筆者はよほどの枚数差(捨て牌で捨てられ過ぎている)が無い限り④③を落とします。

ピンズの染め手やタンヤオに一九は不要にも関わらず河に捨てられていなかった場合、一や九はかなり山にいると言えます。

さらに言うと通常進行の下家が一を序盤に捨てていたとしたら一の残りはすべて山とほぼ断言できます。

もちろん②⑤も山にいて次順引いてくることもありますし、実は一が下家に暗刻というケースも当然ありますが回数をこなせば明らかに萬子残しが優秀だとわかると思います。

序盤に切っている牌やカンチャン落としなど他家の捨て牌から推測する

今度は他家の捨て牌から山にいそうな牌を推測する例です。

  • 例2 他家の捨て牌
上家
対面
下家

この例の局面だと明らかに索子の上の方である58や69は山にいやすいです。

ポイントは他家全員が序盤に索子の上を切っており、索子の上がよく言われる場に安い状態になっていることです。

その後周辺牌を持ってきても既に切ってしまっている牌の周りのためツモ切ることになりますので、河に捨てられていない枚数分山にいると言えます。

筆者は経験から山に8は2-3枚、9は3枚いると考えます。

上記状態で以下の両面のどちらか切らなければ行けない状態になったらどちらを切るか。⑤⑥を切って78を残すのが和了やすいと思います。

捨て牌から見た残り枚数で言えば④⑦の方が多くこちらを残したくなりますが、④⑦は情報が少なく、また場に打たれている色の比率からしても手牌にかなり持たれているように見えます。

一方69は6が3枚既に切られていますが、特に9は明らかに山にいて、さらに他家も使いにくい状況なため出和了りも期待できます。

まとめ

本記事では山読みの重要性や山読みのポイントについて解説しました。

山を読むことで自分の手牌の和了確率を確実に上げられます。

麻雀はこういった細かい判断の積み重ねが重要です。山読みした結果裏目を引いても一喜一憂せず進めていきましょう!