どうもマサシです。
本記事では麻雀のブロック読み(ブロック構成読み)について解説します!
初めて聞く単語かもしれませんが、ブロック読みとはなにかも含めて解説するので是非最後まで読んでください!
ブロック読みとは他家の手牌をブロック構成で読むことです!ブロック読みができると危険牌や山に残っている牌の推測に役立ちます!
目次
ブロック読みとはなにか
ブロック読みとは他家の捨て牌から手牌を読むテクニックの一つです。
基本的なことですが、麻雀の和了り手牌は4つのメンツと1つの頭で構成されています。
その4つのメンツと1つの頭の塊を一つずつブロックといいます。(メンツが完成していなくても)
このように国士無双やチートイツ以外の通常手であれば最終的に必ず5ブロック構成になります。
この一つ一つのブロックがどこで作られているかを捨て牌や手出し、ツモ切りなどの情報を元に読むことをブロック読みと言います。
ブロック読みは上級者の読み筋ですが、当然上級者であっても他家の手牌、全ブロックを読むことはよほどでなければ出来ません。
※ 本当かは知りませんがMリーグで活躍している多井隆晴プロは流局時に他家全員の手牌を当てたことがあるらしいです
初心者、中級者の方もコツを掴めば1メンツくらいのブロックを読むことが出来るようになると思います。
そのコツ(方法)について次章で説明します。
ブロック読みの方法
中央牌より後に端に近い牌が手出しされたらチェックする
序盤から中盤にかけてブロックを読む方法です。
手を進める上で基本的なことですが、通常進行の手であれば孤立牌は内側を残していきます。
例1の手牌の場合、六、③、2は孤立牌です。
今後の広がりや受け入れ枚数を考えると残しておきたい牌の優先順位は 六 > ③ > 2 になります。
これを数牌全体で考えると手牌に残したい優先順位は以下になります。
5 > 4、6 > 3、7 > 2、8 > 1、9
なので、この優先順位に沿わない手出しはそこにブロックがあることを示唆することになります。
例2、今度は捨て牌から読んでいきます。
先に結論を書きますが、6順目の二が手出しであった場合、マンズの下で1ブロックある可能性が非常に高いです。
⑤という数牌の中でもっとも重宝される牌が切られた後に、外側の牌が手から出てきているため、二は孤立牌でなく二に関連する牌が手の中に残っている可能性が非常に高いです。
序盤に中張牌が捨てられたらその筋牌をチェックする
こちらも序盤から中盤にかけてブロックを読む方法です。
孤立牌整理時にはカバー範囲の広さから筋牌を先に切るのが定石です。
すごい極端ではありますが、例3の手牌の場合、⑦、3、6が孤立牌となります。
この場合単体での受け入れは3と⑦で変わりません。
ただ索子は6をもっており4引きのロスをカバーできるため3を切って⑦を残すほうが受け入れ枚数が多くなります。
このように序盤に切られた数牌の筋牌は手の中にある可能性が高くなります。
例4ではピンズの形的に既に②と⑧を使ったブロックがあり⑤を切ってもロスの無い形になっています。
こういう場合後々のリスクを考え安全牌の北を残し⑤を切る方が多いです。
このように序盤から中盤にかけて中張牌が切られた場合、その筋牌でブロックを持っている可能性が高くなります。
序盤に⑤が切られていてる場合①④待ちや⑥⑨待ちが多いのはこれらが理由です。
終盤に手出しされた牌をチェックする
序盤から中盤は孤立牌を整理し、ブロックを作っていきます。
そして終盤ではそのブロック内での整理を行っていくことが多いです。
このようにある程度形が決まっている中で進めた場合、終盤はブロックの構成牌しか残りません。
なので、終盤に手出しされた牌は周辺牌も持っておりブロックを形成している可能性が高くなります。
ブロック読みによるメリット
ブロック読みにより他家のブロックを読めた場合のメリットは以下です。
- 危険牌を予測しやすくなる
- 山読みに活用できる
他家のブロック構成がわかれば当然危険牌は読みやすくなりますし、その周辺牌を持っているという情報が入れば逆算すると山にいる枚数がわかるようになります。
まとめ
本記事ではブロック読みの説明と方法について解説しました。
ブロック読みは練習すればするほど精度が上がっていきます。
ブロック読みをする、他家の和了形を見て答えを確認する、の反復を行えば身についていくと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブロック読みという言葉をよく耳にしますがどういった読みですか?また、やり方も含めて教えてほしいです。