どうもマサシです。
今回は麻雀における安全牌について徹底解説します!
リーチ者の捨て牌や全員の捨て牌から安全度の高い牌の探し方を解説します!
目次
安全牌ってなに?
安全牌(安牌、安パイ、アンパイ)とは、テンパイしている他家に放銃するリスクが無い(または少ない)安全な牌のことです。
安全牌という言葉は状況によって様々な意味があります。
リーチや仕掛けによって明らかにテンパイしている人がいる状況だと、それらのテンパイに対し通る牌を安全牌と呼びます。
また、序盤など何もない状態で他家から急にリーチやダマテン、仕掛けが来ることを考え全員に対して安全度が高い牌も安全牌と呼ばれます。
安全牌の中にもいくつか意味がありますが、以下の3つに分類できます。
この「全員に対しての現物牌」や「物理的に確実に通る牌」は放銃する可能性がゼロのため完全安全牌と呼ばれます。
安全牌の種類について解説
本章では安全牌の種類について、具体例も交えて解説していきます!
現物
代表的な安全牌として現物と呼ばれる物があります。
麻雀初心者の方でも当然知っていると思いますが、麻雀は捨てた牌でロン和了することができません。
このテンパイ者の捨て牌にある牌が現物です。
テンパイ者が複数人いた場合は、共通で捨てている現物のみ安全牌と言えます。
※ どれか一人の現物でも他のテンパイ者に通っていない牌は安全牌ではありません
複数のテンパイ者に対して共通して安全な牌を共通安全牌と呼びます。
また、麻雀はリーチ後に和了り牌を見逃した場合、ロン和了りができなくなるため、リーチ者の捨て牌になくても、リーチ後に通った牌はすべて現物扱いになります。
物理的に確実に通る牌
麻雀牌は4枚ずつしか無いので、捨て牌や自分の手牌、他家の仕掛けなどの状況によって確実に通る牌が出てきます。
代表例をいくつか挙げます!
国士無双が否定された後の3枚切れの字牌
麻雀において、字牌が一枚だけで和了れる役は国士無双以外ありません。
いずれかの一九字牌が4枚見えていれば国士無双の可能性が物理的に否定されるため、3枚切れの字牌は完全安全牌となります。
数牌が全て見えて物理的に待ちになりえない牌
例えば場に3枚切れの9ピンが手牌にあった場合、自分から見て8ピンが場に4枚見えていたら国士無双以外に放銃することはありえません。
以下がその理由です。
この状態でいずれかの一九字牌が4枚見えていれば国士無双の可能性も否定されるため、9ピンは完全安全牌となります。
同様に2ピンと4ピンが両方とも4枚場に見えている状態、かつ3ぴんが場に3枚見えている場合、4枚目の3ピンも同様に完全安全牌となります。
比較的安全度の高い牌
ここで解説するのは100%安全とは言えないが、通る確率が高い牌です。
上記2つのケースと違い放銃のリスクは少なからずあります。
場に1、2枚切れの字牌
2枚切れであれば地獄単騎にしか放銃がありませんので、完全安全牌に次ぐ安パイといってもよいです。
1枚切れの場合、単騎に加えシャンポンの可能性が残るので危険度は上がりますが、他の通っていない数牌に比べれば比較的安全度は高いです。
筋の端牌
筋の端牌というのは、テンパイ者が④または⑥を切っている場合の①または⑨です。
何枚場に切れているかで多少危険度は変わりますが、待ちのパターンとして単騎かシャンポンしかないため、確率的に安全度が高いです。
ノーチャンス牌
ノーチャンス牌というのは2〜8の数牌が4枚見えることで、シュンツの形を構成できない牌のことを指します。
例えば③がカンや捨て牌で4枚見えている場合、①②③、②③④の2つのシュンツパターンが否定されます。
よって、①または②は単騎かシャンポン待ちしかなくなるため、確率的に安全度が高いです。
似たようなケースで⑤が4枚見えており、①を切っているテンパイ者に対し、④は単騎かシャンポンしか当たらないので安全度が高いです。
安全牌の探し方について
上記、安全牌の種類でも解説したとおり、場況抜きにして考えると安全度は待ちのパターンの少なさに比例して高くなります。
例えば無筋の③の場合、③が待ちになるパターンは以下です。
このパターンを「自分から見える手牌、捨て牌、鳴きによってさらされた牌」の情報をもとに引いていくことで安全度を判断していくことが安パイ探しのポイントです。
まとめ
本記事では安全牌について具体的な例を挙げて解説しました。
また、安全牌の探し方についても一緒に解説しました。
放銃率を下げるのは麻雀上達のために必要です。
特に初心者の方はこういったパターンを把握していないこともあるので、この記事で少しでも理解頂いたらうれしいなと思っています!
誰かからリーチが入った時、現物が無くて降りれないことがあります。どうやって安全牌を探せばいいですか?