どうもマサシです。
今回は麻雀における戦術である、「点棒状況を考えた戦術」について徹底解説します!
麻雀で点棒は大事ですが、点棒を集めるのはあくまでも「手段」で、一番の目的は「トップをとる」ことです。
点棒に差が付き始めてくるとその「目的」が人によって変わってきます。
本記事では点棒状況ごとに取るべき戦術について解説したいと思います!
麻雀は点棒状況によって取るべく戦術が変わってきますね。。本記事で点棒状況を考慮した戦術について解説しますので参考にしてみてください!
目次
点棒状況ってなに?
点棒状況とはその名の通り現状の自家、他家含めた点棒の状況を指します。
麻雀は順位を争うゲームなので、他家との点棒の差はどのくらいなのかを常に考える必要があります。
半荘が始まったばかりで点棒に差が無い状況の場合、1局1局和了りを目指し放銃は避けるように進めていきます。
ただ、東1から南4局まで長いスパンで行うことや、「着順によるウマ」「0点以下でトビ」などルールが複雑なことから、1局だけで考えた和了りや点棒の価値と半荘トータルで考えた時の価値で差が生まれます。
例えば東1局で和了るマンガンと、オーラスなんでも和了ればトップの時に和了るマンガンでは全然点棒の価値が違いますよね?
こういった点棒、和了りの価値はすべて点棒状況(現在の着順含む)から生まれてきます。
点棒状況を考慮した戦術
点棒状況を考慮した戦術について以下3点挙げます。
具体例を順に説明していきます。
オーラス和了りトップ時は点棒よりスピードを優先する
当たり前のことですが、書いておきます。
順位点の価値が高いため、相対的に点棒の価値は低くなります。
ウマが10000点、30000点ルールならトップを取ればオカとウマ合わせて50000点が順位点として入ります。
2着にダウンするとオカはなくなりウマは10000点となるので40000点の損失になります。
オーラス和了りトップなのであれば、40000点のリスクを抱えて高い手を作ることなど論外です。
こんなハネマンが見える配牌をもらったとしても、和了りトップの状況なら順目関わらず全部仕掛けましょう。
競っている相手の親は点棒よりスピードを優先する
点棒上競っている相手が親の場合、自分があがるより親に和了られないことが優先されます。
以下に例を挙げます。
例1 南2局、自家が南家の点棒状況
南家である自家はこの親さえ流せば、トップの確率が非常に高くなります。
最悪なのはここで親にマンガンを和了られたり連荘されることでどんどん差が縮まることです。
一番の目的が親を流すこと、になるため相対的に点棒の価値が低くなり、スピードが優先されます。
オーラスに条件を残す
オーラスにどういう条件を残せるかは非常に重要です。
点棒状況によってはラスだったとしても、1000点の和了りに大きな価値が生まれます。
現在の点棒状況と局が進行した場合の点棒状況双方考慮して戦術を立てていきましょう。
たとえとして、南3局時1000点の手を和了った時の例を挙げます。
例2 南3局時、1000点でも和了ったほうがよい点棒状況
親番がもう無く、ダントツのラス目でどうやっても1000点にしかならないような手牌だとします。
この場合1000点を和了る価値は高いです。
ここで1000点を和了っておくと、自家が11000点になり北が22500点のままだとしても9500点差でオーラスを迎えられます。
差が10000点以下なのでオーラスマンガンツモで3着に上がることができます。
逆に1000点を和了らず高い手を目指した時、他家が和了ってしまったらオーラスがハネマンツモ条件、状況によっては完全に目無しになってしまいます。
現実的な条件をもってオーラスに入ることができるのでここで1000点和了る価値は非常に高いです。
例3 南3局時、安い手では和了らないほうがよい点棒状況
例2と同様に親番がもう無く、ダントツのラス目でどうやっても1000点にしかならないような手牌だとします。
この場合は1000点を和了る価値は低いです。
1000点を和了ってしまったらオーラス倍満ツモ条件となってしまい、自分でラスを確定させるようなものです。
このケースは点棒の価値が高いため、手を崩してスピードを落としてでも高打点を狙うべきです。
例2、例3を見てもわかるように同じ1000点でも今の点棒状況、和了った後の点棒状況を考えると価値はかなり変わってきます。
まとめ
本記事では、点棒状況を考慮した麻雀戦術について解説しました。
現状の点棒状況だけでなく、一手、二手先の点棒状況まで考えた戦術で進めていくのが重要です。
初心者や中級者の方はこの辺の考えについて弱い人が多いのでぜひ参考にしてみてください!
点棒状況に合わせた判断が苦手です。考え方を教えて下さい。