どうもマサシです。
本記事では麻雀における手出し、ツモ切りの効率的な覚え方について紹介します!
また、すべての手出し、ツモ切りを記憶するのは難しいという方向けにピンポイントに覚えて効果的に使えるテクニックも合わせて紹介・解説します!
20年以上の麻雀経験がある僕の麻雀仲間が日々実践している効率的な覚え方を特別にこの記事で紹介します!
目次
手出し、ツモ切りについて
手出し、ツモ切りの記憶は他家の進行状況や待ち牌を読む上で非常に重要です。
しかし、全員の手出し、ツモ切りをすべて記憶できるのは超上級者で、各団体の競技プロやMリーグに出場している人の中でもごく一部の人しかできません。
特に巷の雀荘のフリーなどでは切るのが早い人も多く素人には難しいことだと思います。
プロでなく巷のフリー雀荘にいるアマチュアでもほんの一握りの人は手出し、ツモ切りをすべて覚えてる人もいて、そういった方はやはりとても強いです。
もちろんただ記憶しているだけで読みに活用できなければあまり意味はありませんが、活用できれば確実に周りと差をつけることができます。
次章で手出しツモ切りの効率的な覚え方を紹介します!
手出しツモ切りの覚え方テクニック
全捨て牌を覚える良い方法として以下の2個を挙げます。
どちらも実際に筆者の周りの麻雀打ちが実践している方法です。
順に解説していきます。
捨て牌1段目まではツモ切りを記憶し2段目以降は手出しを記憶する
まず、前提として。
捨て牌は手出しとツモ切りの2種類しか無いです。
なので、手出しかツモ切りかどちらかを覚えれば逆も覚えたことになります。
その上で。
麻雀は配牌を渡され、そこからツモ番のたびに手牌を入れ替え、徐々に形を整えていく進行となります。
なので、序盤は手の中にある不要牌を切ることが多くなり手出しが多くなります。
中盤から終盤はブロックが確定し形が整っていることで必要牌が限られてくるためツモ切りが多くなります。
この性質を利用し記憶する捨て牌の量を減らすテクニックです。
- 序盤:手出し > ツモ切り←これだけ覚える
- 中盤から終盤:ツモ切り > 手出し←これだけ覚える
序盤、中盤、終盤の区切りの目安は捨て牌の段(6枚区切り)がわかりやすいので推奨します。
牌に関係なく捨て牌のエリアで記憶する
捨て牌1枚1枚を手出しかツモ切りか記憶するのは難しいので複数枚セットで記憶することで、全体の記憶量を減らすテクニックです。
捨て牌は順を追うごとに徐々に面になっていき最終的に約6×3の面になります。
捨て牌の手出し、ツモ切りをこの面の模様として覚えていきます。
捨て牌の中に四角ができたりシマシマになったり、模様の特徴を見出すことで普通に記憶するよりも効率よく記憶できます。
グレーになっているのが手出しです。
極端な例になりますが四角と長方形で模様として覚えやすいと思います。
例1と比べると覚えにくいように見えますが、捨て牌の左半分で1模様、右半分で1模様と分けて考えると記憶しやすいです。
いかがだったでしょうか?
両方のやり方ともに、普通に一個一個覚えるよりかなり効率的に手出し、ツモ切りを覚えられると思います。
とはいえ、全部記憶するって難しいですよね・・・
そういった方向けに手出し、ツモ切りをピンポイントに覚え効果的に活用する方法を次章で解説します!
初心者向け手出し、ツモ切りのピンポイント記憶テクニック
まず、この話の大前提になりますが、毎回覚える必要はありませんが手出しツモ切りの確認だけは最低限必要です。
大きな情報になりそうな手出しや違和感がある手出しだけピンポイントに覚えることができれば、その情報を読みに活用していくことで読みの精度は維持しつつ労力を10分の1以下に抑えられます。
第一打の字牌が手出しだったかツモ切りだったかなんて対して活用できる情報になりません、活用できる情報だけピンポイントに覚えるというのが重要なのです。
覚えたほうがよい手出しについて
では、どのような時の手出しを覚えればいいのか、筆者の観点でいくつかポイントを挙げます。
考えればまだ挙がりますが、シンプルに上記2つの手出し牌は絶対に覚えておくべきだと思います。
リーチ宣言牌が手出しだった場合に得られる情報
リーチ宣言牌が手出しか、ツモ切りかで得られる情報はかなり変わっていきます。
例えば⑤が手出しでリーチ宣言牌だった場合、当然そのまたぎ筋の危険度は非常に高いです。
一方で⑤がツモ切りでリーチだった場合をまたぎ筋より②や⑧の方が危険になってくると思います。
ツモ切りリーチには何かしらの理由が伴っています。
ツモ切りリーチする理由は人によって異なるので一概には言えませんが筆者の経験上多いのが以下です。
どうでしょう、リーチ宣言牌が手出しかツモ切りかだけで読む材料が増えると思いませんか?
捨て牌的に明らかに違和感がある手出し牌から得られる情報
例3では捨て牌に⑥⑦と続いて並んでいます。
この⑦がツモ切りか手出しかで大分意味合いが変わってきます。
もし⑦が手出しだった場合、その前順がツモ切り手出し関わらず⑦が手の中にある状態で⑥を切っていることになります。そう、両面落としです。
通常進行をしている場合両面が手から出ていくケースはメンツ候補が溢れている状況です。
その中で両面を落とすということは手の中の他のメンツ候補の形がすべて両面以上であり、スピード的にも一向聴くらいであることを示唆します。
良形リーチが今にも来そうということがわかります。
⑦がツモ切りだった場合周りを持っていないからただツモ切ったことになるのに対し、⑦が手出しだった場合今にも好形リーチが飛んでくる状態と、一つの情報で天と地くらいの差が出てきます。
役牌とピンズを鳴いており、例4のようなピンズの染め手ぽい捨て牌の人が最後5索を切った場合この5が手出しかツモ切りがで見え方が大きく変わってきます。
5がツモ切りだった場合ホンイツの濃厚の読みは変わりませんが、これが手出しだった場合手の中に索子のメンツがあることが読み取れます。
今までピンズのホンイツでマンガンだと思っていたのが急に役牌ドラ一くらいの手に見えてくると押し引きに大きく影響してきます。
自分の手牌によっては今までマンガンだと思って切れなかったピンズが、放銃しても2000点くらいなら切れる、などよくある話です。
このように明らかに違和感がある物だけ記憶していけば、十分読みとして活用できます。
まとめ
本記事では、全ての手出し、ツモ切りを記憶する方法と、ピンポイントに記憶する方法について紹介・解説しました。
筆者としては手出し、ツモ切りは「ピンポイントに記憶する」ことを推奨します。
以下が理由です。
手出し、ツモ切りを覚えたいけど難しいと思っていた方々の手助けになれたらと思っています。
是非参考にしてみてください!
他家の手出し、ツモ切りを覚えることができません。どうやったら覚えられますか?